今の仕事を辞め、新しい職を探すにあたり、やりたいことが見つからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、まず自分の強みを活かせる仕事から探すのも一つの手です。
ただ「自分の強みを活かす」と言っても、何から始めれば良いのか分からないという方も多いはず。
そこで、今回は「観察力」に焦点を当て、自分の強みを武器にできる仕事について解説します。
観察力を活かしたキャリアに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
観察力に優れているっていうのはどういうこと?
相手の表情や様子から、細かな意図を読み取る力に長けている方のこと。
具体的には、限られた情報や表情の変化から相手の心理状況を読み取り、相手が求めていることを見極めます。
これを活かすことで、他者との意見の衝突を未然に防いだり、他部署との意見交換をスムーズに行えるようになるなど。
コミュニケーションの円滑化やトラブル防止などに繋がります。
観察力を活かせる仕事って?
では、そういった観察力を活かした仕事にはどういったものがあるのでしょうか。
観察力を活かせる仕事について、代表的なものを3つ紹介します。
1.リサーチャー
定量・定性情報の収集・分析・報告を行う仕事のこと。
具体的には、企業や団体から依頼される消費者データの収集や集めたデータを使った統計データの作成など。
一次情報と呼ばれる情報の大元となるものを作ったりします。
その際に多角的な視点を要求されるため、観察力はそこで活かされます。
2.人事・採用
会社の制度設計や従業員の労働環境の管理等を行う仕事のこと。
具体的には、就業規則の見直し・労働環境の是正・労働時間の管理など。
会社の従業員が働きやすく、活躍しやすい環境になるよう、会社の抜本的な改革に携わります。
採用面で従業員の雇用にも関わるため、人を深く知ることが求められます。
3.カスタマーサポート
既存顧客からの製品に対する質問やサービスに対する問い合わせを担当する仕事のこと。
具体的には、メール・電話・チャットなどを用いて、お客様から頂いた問い合わせ内容に対する回答を考え発信して、関係各所に状況を共有します。
問い合わせ内容はきちんとした文面で、的確に要因をついた回答で返ってくるケースばかりではないので、文面の読解力や認識齟齬を起こさないための観察力・表現力等も求められます。
観察力を武器に自分だけのキャリアを描こう!
観察力というと、相手の一部を見ただけで全てを知った気になる能力と勘違いされがちですが、そもそもそれは観察力ではなくただの思い込みです。
優れた観察力は、相手が喜ぶこと・嫌がること・盛り上げる方法を知っている能力であり、もっとよく言えば相手のことをよく知ろうと思わなければ身につきません。
なので「自分なんて…」と卑下せずに、こういった観察力を武器に自分のキャリアを新たに描いてみましょう。
ちなみにリクルートエージェントでは観察力を駆使した仕事の求人が盛りだくさんなので、少しでも自分の適性を知りたいという方は、ぜひ担当者に相談して自分の強みを活かせる仕事を探してみてください。
おわりに
今回は「観察力を活かせる仕事」について解説しました。
もし観察力に自信があって、その力を仕事に活かしていきたいと考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。