今の仕事を辞め、新しい職を探すにあたり、やりたいことが見つからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、まず自分の強みを活かせる仕事から探すのも一つの手です。
ただ「自分の強みを活かす」と言っても、何から始めれば良いのか分からないという方も多いはず。
そこで、今回は「語学の経験」に焦点を当て、自分の強みを武器にできる仕事について解説します。
語学の経験を活かしたキャリアに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
語学の経験っていうのはどういうもの?
単なる言葉の理解や翻訳にとどまらず、異なる文化や価値観を理解し、適切に表現するスキルのこと。
具体的には、異文化間のコミュニケーションを円滑にするために、現地のニュアンスや背景を捉えた言葉選びを行ったり、相手の意図を正確に汲み取りながら、橋渡し役としての役割を果たすなど。
現地の人々に受け入れられる形へ翻訳することや、国際会議でスムーズな議論を促せることなどが挙げられます。
語学の経験を活かせる仕事って?
では、そういった語学の経験を活かした仕事にはどういったものがあるのでしょうか。
語学の経験を活かせる仕事について、代表的なものを3つ紹介します。
1.語学教師
生徒に日本語や外国語を教える仕事のこと。
具体的には、海外へ留学・移住・駐在する方に向けて、現地の言葉の使い方やトークでの活用方法、崩し言葉や現地特有のマナーなど。
言語の翻訳はもちろん文化的なレクチャーまで一貫して対応します。
2.貿易業務
国際間で商品・素材・原材料などを売買する取引に関わる仕事のこと。
具体的には、輸出入する際の商品管理はもちろん、運送便の手配・関税や消費税といった税の納付まで。
仕入れ〜納品までワンストップで管理・運用します。
3.ツアーガイド
観光地・施設を案内し、その場所の歴史・文化・自然などを説明する仕事のこと。
具体的には、海外から来た旅行者はもちろん、日本国内の遠方から来た日本人に現地を案内することも。
観光地の魅力を十分に伝える必要があるので、現地の名物となる建物や帰りがけに買っていけるお土産コーナーの場所・種類まで把握しておくことも求められます。
語学の経験を武器に自分だけのキャリアを描こう!
語学スキルとは、ただ話せる・書ける能力ではありません。
異文化を理解し、人と人をつなげ、新しいビジネスチャンスを切り拓く力です。
それは例えば…
- 国際的なビジネスの場で、円滑なコミュニケーションを支え、交渉を成功させるとき
- 観光業の現場で、外国人のお客様に満足度の高いサービスを提供するとき
- 翻訳・通訳を通じて、言語の壁を超えた情報や文化を伝えるとき
など。語学の経験は、グローバル化が進む現代において、非常に価値のある武器です。
なのでもし、語学に自信がある方は、経験を武器に新しいキャリアを切り開いてみてください。
ちなみにリクルートエージェントでは、語学の経験を活かした仕事が盛りだくさん。
今すぐ転職の予定がなかったとしても、転職はタイミングと運で合否を左右されるケースも少なくありません。
少しでも現状に不満があるなら、ぜひ担当者に一度相談してみましょう。
おわりに
今回は「語学の経験を活かせる仕事」について解説しました。
もし自分の語学能力に自信があって、その力を仕事に活かしていきたいと考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。