今の仕事を辞め、新しい職を探すにあたり、やりたいことが見つからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、まず自分の強みを活かせる仕事から探すのも一つの手です。
ただ「自分の強みを活かす」と言っても、何から始めれば良いのか分からないという方も多いはず。
そこで、今回は「人事の経験」に焦点を当て、自分の強みを武器にできる仕事について解説します。
人事の経験を活かしたキャリアに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
人事の経験っていうのはどういうもの?

企業の目的達成に必要な人材確保・活用の制度を作る仕事のこと。
具体的には、打ち立てた売上目標の達成に必要な専門家の登用やすでに採用した従業員の定着を促すための仕組みづくりなど。
人材の確保と並行して、従業員が安心して長く勤められるようなルールづくりを率先して行います。
これにより、長きにわたって企業が存続できるよう、企業の資産を形成します。
人事の経験を活かせる仕事って?

では、そういった人事の経験を活かした仕事にはどういったものがあるのでしょうか。
人事の経験を活かせる仕事について、代表的なものを3つ紹介します。
1.採用広報
自社に合った人材を獲得するため企業が求職者に向けて会社を宣伝すること。
具体的には、自社サイトやオウンドメディアなど。
自分の企業が持つ情報メディアを駆使して、採用活動を推進します。
2.キャリアカウンセラー
求職者のキャリアに合った職種を提案する仕事のこと。
具体的には、履歴書や職務経歴書から適性を読み解いて助言したり、求職者自身から将来やりたいことを聞き出して求人自体を紹介するなど。
求職者の方が転職を通じて、今の生活をもっと豊かにできるよう、今後のライフスタイルに合った業務を検索・提案します。
3.研修・教育コンサルタント
企業の研修プログラムを提案する仕事のこと。
具体的には、企業が抱える課題や悩みを聞き出して、問題や要望に合ったプログラムを設計・企画を立案します。
これによって、組織が一丸となって、高い目標に向かって業務へ取り組めるよう社員の育成を推進します。
人事の経験を武器に自分だけのキャリアを描こう!

人事の経験は、ただ単に採用活動や労務管理を行うだけのスキルではありません。
組織の未来を創造するために、戦略的な人材マネジメントや組織文化の醸成に貢献する、貴重な能力です。
それは例えば…
- 企業の採用戦略を練り、優秀な人材を見出し、組織に適した人材配置を実現するとき
- 従業員のキャリア開発や研修プログラムを企画し、個々の成長と組織全体のパフォーマンス向上を図るとき
- 職場環境の改善や組織風土の改革を推進し、チームの連携やモチベーションを高めるとき
など。もしあなたが人事の経験に自信があるなら、そのスキルを武器に自分だけのキャリアを描いてみませんか?
リクルートエージェントでは、人事の経験を活かした仕事が盛りだくさん。
今すぐ転職の予定がなかったとしても、転職はタイミングと運で合否を左右されるケースも少なくありません。
少しでも現状に不満があるなら、ぜひ担当者に一度相談してみましょう。
おわりに

今回は「人事の経験を活かせる仕事」について解説しました。
もし自分の人事の能力に自信があって、その力を仕事に活かしていきたいと考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。