【暴露】転職しやすい業界ってどう探す?労働者有利の売り手市場で転職する方法について解説

【暴露】転職しやすい業界ってどう探す?労働者有利の売り手市場で転職する方法について解説

「今の過酷な環境からどうしても逃げ出したい…!」と思って転職する方も少なくありません。

とはいえ転職活動を始めてみたは良いものの、年齢と経験的な理由で思うように書類選考が通らないという方も多いはず。

そこで今回は「労働者有利の売り手市場で転職する方法」について解説します。

「選考を少しでも有利に進めて転職を成功させたい」「何でも良いから働けるところを探したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

転職しやすい業界って存在するの?

転職しやすい業界って存在するの?

「世の中、楽な仕事は存在しない」とは言われるものの、転職しやすい業界は存在します。

理由として、仕事は誰かの問題を解決するものであり「人が進んでやりたがらないもの」や「自身の手に負えないもの」が含まれるからです。

したがって決して楽ではないものの、転職しやすい仕事は必ずあります。

転職しやすい仕事の探し方について解説

転職しやすい仕事の探し方について解説

転職しやすい仕事の探し方には、需要と供給の関係を理解しなければなりません。

需要と供給を理解する

ざっくり言うと「需要」は「仕事をしてほしい・頼みたい人」で「供給」は「仕事をしたい・探している人」のことを指します。

例えば、仕事をしてほしい人が少なく、仕事をしたい人が多い場合は「需要」が少ないので転職することは難しいです。反対に仕事をしてほしい人が多く、仕事をしたい人が少ない場合は「需要」が大きく転職しやすい仕事ということになります。

そこで「需要」がある仕事を中心に探していきます。

需要に対し供給が足りていない業界の探し方

転職市場では「需要」と「供給」を指標に表したものとして「有効求人倍率」というものがあります。

具体的には、以下の通り。

(単位:人/倍)

有効求人数有効求職者数求人倍率
管理的職業従事者1,0911,1860.92
専門的・技術的職業従事者57,15026,8442.13
事務従事者21,83847,1940.46
販売従事者26,0059,1222.85
サービス職業従事者44,0179,2914.74
保安職業従事者10,35579113.09
農林漁業従事者3494320.81
生産工程従事者8,9854,4742.01
輸送・機械運転従事者10,7853,0483.54
建設・採掘従事者9,0651,1937.60
運搬・清掃・包装等従事者8,2947,5311.10
分類不能の職業022,719
(出典)東京ハローワーク(2023/7)より抜粋・編集(※「IT関連の職業」と「福祉関連の職業」分は除いた「東京」の数値で算出)

表の見方としては、求人倍率の数値が1より大きい場合は「需要」のある仕事。反対に求人倍率の数値が1より小さい場合は「需要」がない仕事という風に見ていきます。

例えば上記の2023年7月に発表された東京ハローワーク出典の表によると、東京都では「保安職業従事者」が大きく人手を不足しており、反対に「事務従事者」が募集する求人に対し充足しているのが伺えます。

したがって、もし売り手の業界を中心に仕事を探したいという方は、有効求人倍率の高い業界を軸に求人を探してみましょう。

需要があっても供給が足りていない仕事が存在する理由

需要があっても供給が足りていない仕事が存在する理由

人がやりたがらないからという状況があるのはもちろんですが、そもそも労働する人たちが年々減ってきているためです。

高齢化の推移
(出典)内閣府(2022)「令和4年版高齢社会白書」

事実、2022年内閣府が公表した「高齢化の推移と今後の推計」についてのデータによれば、65歳以上の高齢者を支える15〜64歳の労働人口が40年後には、半分にまで減少すると予測されています。

したがって、供給が足りない仕事も存在し続けることになります。

おわりに

今回のまとめ

今回は「労働者有利の売り手市場で転職する方法」について解説しました。

もし仕事がなかなか決まらないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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