転職活動は、自分の叶えたいことを達成するために行うもの。
とはいえ、仕事のことを知らなければ、自分のやりたいこととそもそもマッチしているかどうかは分かりません。
そこで、事前準備に欠かせないものの一つに業界研究があります。
とはいえ、自分一人で調べていては時間がかかってしまうというもの。
そこで、今回は娯楽業界をテーマに「業界の全体像と仕事内容」について解説します。
娯楽業界ってどういう仕事があるのか、正直気になっているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
娯楽業界が抱える課題とは？
現状抱えている課題としては、大きく分けて3つ。
- 高齢化社会への適応
- 倫理的配慮
- グローバル市場への展開
1.高齢化社会への適応
近年少子高齢化によって、65歳以上の人口が大きく上昇。街行く人のほとんどが高齢者の時代となっています。
実際、内閣府の「令和5年版高齢社会白書（全体版）」によると、2022年10月時点の集計では総人口のうち29%が65歳以上の高齢者となっており、今後も高齢者が右肩上がりに増え続ける見込みとなっています。
一方で、娯楽業は若年層向けのコンテンツが多く市場がまだまだ限定的です。
なので今後は、若年層だけでなく高齢者にも配慮して幅広い年齢層にリーチできる作品づくりが求められます。
2.倫理的配慮
世の中のコンテンツは、ある種のメッセージ性を持って発信されることがほとんど。
一方で、社会が平和的に調和を保って存続していくためには、自分とは違う第三者の考え方・思想・人権などをある程度配慮していかなければなりません。
とくに、民族性や文化的な違いから誤解を招く表現は、制作物だけでなく最悪経済を揺るがすことにも繋がります。
何より、作ったものがいつどこでも公開・発信できるようになった今、何を発端にトラブルを生むかなんて分かったものではありません。
そこで、コンテンツを発信する人たちには、今後今まで以上に倫理面での配慮が求められると予測されます。
3.グローバル市場への展開
テクノロジーの進化により、世界中どこにいてもコンテンツを発信・受信できるようになりました。
一方でコンテンツ制作におけるハードルが大きく下がったことによって、どのように国外に向けて国内のコンテンツを広げていくのか。
世界で戦えるコンテンツをどう展開して市場を開拓していくのか。業界全体で今後の動きが注目されています。
娯楽業界で働く方ってどんな人？娯楽業関係の職種3選
では実際どういう仕事が娯楽業界ではあるのでしょうか。今回は、娯楽業関係の仕事を3つご紹介します。
1.芸能人
芸事で人前に出ることを仕事にしている人たちのこと。
具体的には、バラエティ番組・テレビドラマ・映画など。数々の映像作品に出演し、人目を惹くような容姿・ファッション・キャラクター性といった総合的な人柄で世間の関心を集めることが求められます。
時には場を盛り上げたり、またある時は時代の最先端をいく者として、その場に合わせた振る舞いで世の中を振り回します。
2.アミューズメント施設スタッフ
ゲームセンターやボーリング場で働く仕事のこと。
具体的には、センター内の清掃・メンテナンス・両替など。
施設を訪れたお客様がアトラクションをのびのびと楽しめるよう、安全面・衛生面に配慮しながら、運営・管理を担当します。
3.競馬・競輪関係者
競馬場や競輪場で開催される公営競技の関係者のこと。
具体的には、騎手・調教師・パドック係など。競馬や競輪といったギャンブル性を伴う運営で、娯楽文化を支えている仕事です。
おわりに
今回は「娯楽業界に関する業界の全体像と仕事内容」について解説しました。
もし娯楽業界に関心を持った方は、ぜひ求人へ応募してみてください。
