【自己分析】ライバルに差をつける!面接で「動機が薄い」と言われないための濃いエピソードの作り方

【自己分析】ライバルに差をつける!面接で「動機が薄い」と言われないための濃いエピソードの作り方

面接選考で自分の経験を話していると、どうしても指摘されがちなエピソードの薄さ。

「業務の効率化」「売上を上げてきた経験」など。実際に取り組んできたことには自信があるのに、言葉にしようとすると、どうしてもありきたりなことしか言えないなんてことも多いはず。

そこで、今回は面接で薄いと言われないための濃いエピソードの作り方について解説します。

もしエピソードの濃さに自信がなく、自己分析をやり直したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

転職の面接で求められる濃いエピソードとは?

転職の面接で求められる濃いエピソードとは?

過程から結果に至るまでの言葉を具体的に書いたものが、濃いエピソードといえます。

例えば「転職した」という話を友達から報告された場合。あなたは、どちらのエピソードの方が気になるでしょうか?

  • ベンチャー企業から大手に転職したんだ〜
  • 人材系のベンチャー企業の人事から大手教育塾の教室長へ転職したんだ〜

おそらく後者の「人材系のベンチャー企業の人事から大手教育塾の教室長へ転職した」という話の方が気になるかと思います。

2つの違いとしては「何のベンチャー企業のどこから、どういった場所へ移ったのか?」といった具体性があるかどうかといった点です。

このように、他人へ説明をする際、話にどれだけの具体性を持たせられるか。エピソードを話した後、相手から質問をしてもらいやすい話し方ができているかが濃いエピソードを作る上で必須条件となります。

ライバルに差をつける!濃いエピソードの作り方

ライバルに差をつける!濃いエピソードの作り方

「でも、売上を上げてくることはやってきたけど、パンチの強い濃いエピソードなんて自分にはない」って方も多いでしょう。

そこで使えるのが、ロジックツリーという考え方です。

▼ロジックツリーとは?
・問題と解決手段をツリー状にまとめた思考法のこと。

この考え方を表にまとめるため、マインドマップへキーワードを書き出していきましょう。

ちなみにマインドマップの作り方に関しては、下記の記事で紹介しています。気になった方は合わせてチェックしてみてください。

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1.やってきたことを洗い出す

最初にやってきたことを洗い出しましょう。洗い出す際は、Whatツリーというものを使います。

▼Whatツリーとは?
・要素を名詞や動詞で切り分け、具体的にどういったものがあるのかを分類したいときに使うツリー。

例えば「仕事」を分類するなら、下記の通り。

やってきたことを洗い出す

「辛かったこと」「楽しかったこと」「嬉しかったこと」「イライラしたこと」の4分類で分けてみました。

どうでしょうか?量は少なくても、ここからまだまだ他にも色々分解していけそうですよね。

2.なぜそう思ったのか?裏付け的な理由を肉付けする

次は、なぜそう思ったのか。裏付け的な理由を肉付けしましょう。

肉付けでは、Whyツリーというものを使います。

▼Whyツリーとは?
・なぜそういう事態に陥ったのか?原因をまとめる際に使うツリー。

具体的には「〜から」「〜なので」で締められる言葉でまとめてみましょう。

実際にまとめてみると以下の感じ。

裏付け的な理由を肉付けする

まだありきたりな理由になっていますね。そこで、さらに具体的な原因を深掘ります。

さらに深掘りします

このように、理由を「なぜ?」と数珠繋ぎのように掘り下げていくことで、エピソードの具体性をより強固なものにしていきます。

3.どうやって困難を乗り越えてきたのかをまとめる

次に実際にぶつかった問題に対し、どういう努力をしたのかをまとめます。洗い出す際は、Howツリーというものを使います。

▼Howツリーとは?
・具体的な解決策をまとめたツリーのこと。主に使ったツールだったり、どういう角度から改善の努力を示したのかといったことをまとめるのに役立ちます。

今回の例でいえば「辛かったこと」「イライラしたこと」のような自分が困難に陥ったという部分に対して、どのような対応をしたのかといった部分を埋めていきましょう。実際に埋めた結果としては、以下の通り。

どうやって困難を乗り越えてきたのかをまとめる

回答が重複しそうなところは、最終的に整理するので、一旦そのまま使い回す形でも問題ありません。埋められるところからガンガン埋めていきましょう。

4.過去の経験をどのように今後活かせるのかをまとめる

最後は実際に過去の経験を活かして、次の職場でどう活かせるのかをまとめましょう。

ざっくり「〜の能力がある」といった形にしてみます。まとめると以下の通り。

過去の経験をどのように今後活かせるのかをまとめる

いかがでしょうか?ここまでまとめられたら、出せた情報をもとに文章へ整形できれば完成です!

ちなみに実際に文章に落とし込む際には、文章の型を使いましょう。使い方に関しては、過去の記事で紹介しているので、気になった方は合わせてチェックしてみてください。

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エピソードの具体性を上げたいなら時制を意識してまとめてみよう

エピソードの具体性を上げたいなら時制を意識してまとめてみよう

エピソードの具体性のカギは時制にあります。

時制というのは「過去」「現在」「未来」といった時間軸を表すものです。

実際エピソードの作り方も過去積み上げてきた経験から現在まで続いている能力・将来的に活かせそうな場面までといった形で、将来につながる形でご紹介してみました。

なので、もし具体的にどういう風に書いていけば分からない・煮詰まってしまったという時は、過去→未来に向かってどう活かしていくかといったところを意識して、エピソードでまとめてみてください。

おわりに

今回のまとめ

今回は、面接で「動機が薄い」と言われないための濃いエピソードの作り方について解説しました。

志望動機や自己PRをまとめられずに悩まれているという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

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