嫌々仕事を続けていると、長時間労働が続いてプライベートの時間が取れないと困ってしまうことも多いはず。
ただ仕事だけに振り回されて、趣味の時間を取れないとなると、正直何のために仕事をしているのかよく分からなくなってしまいますよね。
とはいえ、いざ転職を決意して動いてみても、どういう職場なら自分の条件に合っているのか。自分だけではなかなか判断できません。
そこで、今回は「仕事とプライベートを両立できるホワイトな職場の条件」について解説します。
もし自分に合った働きやすい職場を探したいと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
働きやすい職場ってどんなとこ?
働く環境に不満が少なく、退職者が出づらい職場のことです。
具体的には、働く社員の大半が同じ方向を向いて仕事を進められ、会社が進むべき道筋と労働者がやりたいことが一致している状況であるところが働きやすい職場の絶対条件となります。
なので、働きやすい職場を探す際は、自分の目的が会社が目指す道筋とマッチしているかどうか。内容を見極めなければなりません。
長時間労働で精神を磨耗しない!仕事とプライベートを両立できるホワイトな職場の条件
ではどのようにして、働きやすい職場を見極めれば良いのでしょうか?
結論、優秀な社員が多く、会社の秩序が保たれている会社かどうかで判断します。
具体的に見るべきポイントは、以下の3点。
- 従業員の教育や研修体制が整っているかどうか?
- 働き方の選択肢が多いかどうか?
- 社員の平均勤続年数が長いかどうか?
1.従業員の教育や研修体制が整っているかどうか?
民間企業である以上、運営の費用は企業がもたらす売上と利益から賄っています。
そしてその売上を作っているのは、企業で働く社員であり、大元を支えているのは、能力がある従業員です。
なので、企業が売上と利益を上げて運営を維持していくためには、そういった売上を支えられる人材の輩出が急務です。
そこで、売上や利益を出したい企業は、成績を残せる社員をいち早く増やすためにも、従業員の教育や研修で成長を促します。
これを行うことで、能力面はもちろん、働く際の指針としても会社側と労働者側双方にズレが発生しないよう教育します。
人によっては洗脳じゃないか?という意見もありますが、目的を一致させることは働く環境に不満が出づらくするためでもあり、意思を誘導していることに変わりはないので、これはある意味では間違っていません。
ただ組織として動く以上は、方向性を見誤っていては更なる成長が見込めないのもまた事実。
そこで逆に思想が合わない方をふるい落として禍根が残りづらくするためにも、研修を行なって思想を統一することが重要になるというわけです。
2.働き方の選択肢が多いかどうか?
本当に能力のある社員の時間を確保するのは容易ではありません。
というのも、能力のある社員であるならば、わざわざ一つの会社に固執する理由がないからです。
そこで、優秀な社員を全国から集める場合、企業は従業員のある程度の事情は汲み取らなければなりません。
とくに転職を考え始める時期には、結婚や子供の出産・教育といったライフステージの節目に立たされていることもあるので、そういった生活面での配慮も必要です。
実際、エン・ジャパン株式会社が2023年2月に更新したミドル1800人に聞いた「転職のきっかけ」意識調査によれば、30代で転職を考えたきっかけの10人に1人は「結婚・出産・育児・介護・看護」を理由と回答。
このことからも、働き方に制限を設ける環境は、離職を招く要因になるので、必要以上に働き方に制限がないかどうかは優秀な社員を職場に定着させる意味合いでも必要不可欠な条件といえます。
3.社員の平均勤続年数が長いかどうか?
会社の秩序を長い期間、秩序立てて保つには古株の社員の存在は欠かせません。
また同時に古株の社員が多い職場は、モラルが保たれている状態を意味します。
なので、働きやすい職場を探したいなら、社員が長く働けている環境かどうかもチェックするようにしてみてください。
長時間労働で疲弊したくないなら条件に合った職場を探そう
色々働きやすい職場の特徴を挙げましたが、結局長く働ける職場を探すには、自分の求める条件を明確にする必要があります。
そこで、何回も転職して長時間労働で疲弊したくないなら、自分の求める条件を言語化できるようにしておきましょう。
もし自身で転職に求める条件をまとめきれないなら、専門家へ相談するのも手です。
リクルートエージェントなら、専門の担当者が無料で相談に乗ってくれるので、自分のキャリアの行く末に少しでも不安が残るようであれば、ぜひ一度活用してみてください。
おわりに
今回は「仕事とプライベートを両立できるホワイトな職場の条件」について解説しました。
もし長時間労働でプライベートな時間が取れず困っているので転職を検討しているという方は、ぜひ参考にしてみてください。