転職活動が活発化されている現代。
スキルがなく経験社数が多いと書類選考に受からなく、年齢も第二新卒の時期を経ると転職エージェントになかなか相手してもらえません。
そこで今回は「転職サイトや転職エージェントを使わない直接応募できる求人の探し方」についてご紹介します。
「働き口が見つからなくて困っている…」「直接応募できる求人の探し方が分からない…」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職サイトや転職エージェントに頼らない異業種転職の方法とは?
転職活動では、転職サイトや転職エージェントを使った方法以外に、企業へ直接応募するという手段があります。
具体的には…
- 地元企業の採用情報ページから指定の職種に申し込む方法
- 求職者を採用したいイベントや集まりで応募の機会を作る方法
- 職種別に求人データベースから探す方法
など。
求職者を探している方と接点を作り、転職の機会を伺う方法があります。
とはいえ、どこから探せば良いかノウハウがあまり出回っていないのが現状です。
経験社数が多すぎる方必見!直接応募できる求人の探し方
目的別に直接応募できる求人の探し方についてご紹介します。
住んでいる地域・最寄りの場所で探す方法
地域別に探す場合は、地元の公共機関に頼りましょう。
具体的には、企業が人を募集したいときに、使う公共のルートを探ります。
ハローワーク
職を失ったときに頼る定番の行政機関です。
ハローワークでは、厚生労働省が求職者に対し、無償で仕事の紹介や国からの手当を支給します。
募集している求人としては「営業職」「事務職」「技術職」など。一般職を中心に募集しています。
「どこでも良いから、とにかく働き口が欲しい!」という方におすすめです。
また失業した場合、一定の条件をクリアして指定の書類を提出できれば、次の働き口が見つかるまで資金的な援助をしてもらえる場合があります。
もし「職を失ったばかりで困っている…」という方は、地元のハローワークまで相談しに行きましょう。
地方公共団体
日本の都道府県や市区町村を統括する行政機関です。
地方公共団体では、各地域が都市に暮らす人々の生活を手助け・支援する仕組みを提供しています。
募集している求人は地域によって異なり、「医療」「福祉」といった人々の暮らしを支援するサービス業や「建設」「製造業」といった生活を手助けする事業など。
地元を応援したい方や住んでいるところから近場で働きたいという方におすすめです。
「結婚して子育ても落ち着いてきたので、そろそろ仕事に復帰したい…」という方もぜひ活用してみてください。
イベントに参加して探す方法
「志望動機はまだ決められていないけど、色んな企業をまとめて見たい」という方は、毎年定期的に開催される、求職者向けの転職フェアや転職イベントを使った方法がおすすめです。
具体的には一つの会場の中で、人を採用したい企業や団体が展示会ブースを展開し、相談会や説明会を開催。求職者は集まった企業のブースにそれぞれ訪れ、直接企業の担当者から説明を受け、転職の機会を得ることができます。
転職フェアや転職イベントの情報は、マイナビ・dodaといった大手転職サイトやコミュニティサイトなどで告知されますので、もし気になる企業や仕事があれば、ぜひ話を聞きに行ってみましょう。
職種で探す方法
職種で探す場合は、求人データベースから探します。今回は例として「HRMOS」と「Indeed」を紹介します。
HRMOS
人事や採用担当者が、企業HPと合わせて求人を掲載・募集するページです。通常の転職サイトと異なり、一つのページで募集中の仕事を一覧で見ることができます。
一方で、企業ごとにページとして独立して作られており、求人を見つけづらいのが特徴です。
したがって、求人を探すときはGoogle検索で「HRMOS ライター」といった形で個別に探す必要があります。
Indeed
全国の求人情報を取りまとめたページです。Indeed独自で作られた採用ページはもちろん、転職サイト・転職エージェント・他求人データベースの情報など。
あらゆる媒体で掲載された求人情報が一箇所に集約・掲載されています。
「サイトを横断して探すのではなく、希望職種に関する求人を一気に探したい」といったときに役立ちます。
求人を探す転職活動に限界を感じたときにすべきこと
正社員を条件に求人を探しても、年齢や経験といった要因でなかなか思うように転職が進まないなんてこともあるでしょう。
そこでおすすめするのが、紹介予定派遣の求人です。
紹介予定派遣とは、派遣社員という形で参画し、一定の試用期間を経て、契約社員や正社員として雇用形態が切り替わるというもの。
試用期間中は、賞与や一部手当がつかないというデメリットはあるものの、登用されれば転職サイトや転職エージェントにはない好条件での採用にも恵まれます。
このように、正社員への転職が一発で叶わない場合は、正社員転職へ結びつく求人から応募する方法もあるので、ぜひ探してみましょう。
おわりに
今回は「直接応募できる求人の探し方」について解説しました。
転職サイトや転職エージェントでは、なかなか求人が見当たらないという方は、ぜひ試してみてください。