面接をしていると「あなたはどういう風な人間として認識されているのか?」と確認されることもあるでしょう。
しかし想定していなかった質問故に答え方に詰まってしまうことも多いはず。
そこで、今回は「周りの同僚や友人は、あなたのことをどのように評価していますか?」の正しい答え方について解説します。
もし答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
「周りの同僚や友人は、あなたのことをどのように評価していますか?」と尋ねる理由
求職者自身の人柄や人間性を測る目的で質問されます。
具体的には、求職者本人が行った自己分析の内容と第三者の視点から見た評価に齟齬がないか。また第三者から何かしらのフィードバックを得られるほど信頼関係を築けているかどうかといった求職者の前職の様子を質問から透かして見るために使われます。
なので「先輩や上長からの評価なんて知りません」みたいな回答をしてしまうと「あーこの方は、職場では煙たがられていて、上司は扱いに手を焼いていたのかな…?」と判断されて落ちる原因になってしまいかねません。
そこで、まずは自分が他人からどう見られているのか。どういう人間として振る舞ってきたのかを客観的に理解した上で面接に臨む必要があります。
「周りの同僚や友人は、あなたのことをどのように評価していますか?」に対する正しい答え方
ポイントは「正直すぎない嘘ではない内容で、活躍をイメージしやすい回答」を用意するといったところ。
例えば「優しい」「真面目」だけだと、情景が分からず、ありきたりな内容になってしまうので、他の候補者との差別化ができません。
また企業としては、売上に貢献できる・文化に馴染める人間を求めているので、簡易な感想だけだと活躍をイメージすることが難しくなってしまいます。
なので回答の際は、活躍を連想できる形でまとめる必要があります。答え方の例としては、以下の通り。
Q.周りの同僚や友人は、あなたのことをどのように評価していますか?
A.同僚や友人からは「律儀な人」と言ってもらえることが多いです。
というのも、プロジェクトが終わってお世話になった提携先や職場を離れる退職時にはお菓子を持って挨拶に伺ったり、お世話になった方には個別でお誕生日プレゼントを毎年贈ったりなど。
相手がされて喜ぶことを常に考え、行動に移して参りました。
業務でも、相手が何をして欲しいのかをきちんとヒアリングして企業の売上に貢献していければなと思います。
自分だけじゃ分からない!第三者目線での評価を知る方法
一番簡単な方法としては、知り合い・友人・両親等に「自分ってどういう人間?良いところと悪いところを教えて」とシンプルに頼んでみることです。
その際に気を付ける時のポイントとしては、イメージを聞くだけでなく、裏付けるためのエピソードも合わせて聞いてみるといったところ。
例えば「高校で塾が一緒だった時に数学で分からない問題の解き方を教えてくれたり、学校を休んでた時にわざわざお見舞いに来てくれる、とても律儀なやつだった」のように、あなただけの良さ・あなたらしさといったものはエピソードにこそ宿ります。
「真面目」や「優しい」といったつまらない言葉で片付けては、面接官は求職者の人柄が想像できません。
なので、もし「人からの評価なんて知るわけない!」と悩んでいるならば、その第三者に直接聞いて自分自身を見つめ直す機会を作ってみてください。
おわりに
今回は「周りの同僚や友人は、あなたのことをどのように評価していますか?」に対する正しい答え方について解説しました。
もし答え方に煮詰まっているという方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。