【面接対策】「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」に対する正しい答え方

【面接対策】「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」に対する正しい答え方

「同業他社じゃなくて、当社が良い理由って何?」と言われても、なかなか答えづらいというもの。

とくに職種に対するこだわりはあっても、会社自体に興味がないといったパターンは少なくありません。

そこで、今回は「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」に対する正しい答え方について解説します。

「そんなものなくて困っている…」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」と尋ねる理由

「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」と尋ねる理由

求職者の志望度を測るために、聞かれる質問となります。

というのも、企業も採用にかけられる予算額や定員数は決めて採用活動を進めているからです。

ただ採用する定員数は決めていても、1つの募集枠につき、100-200人と条件や内容次第で応募数が膨れ上がることも少なくありません。

そこで採用する際の定員数を絞る手段として、求職者本人の志望度を企業に対する理解度から測ろうというのが意図となります。

「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」に対する正しい答え方

「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」に対する正しい答え方

回答する際のポイントとしては、以下の通り。

  • 業界の立ち位置と類似した業界を理解しておく
  • 業界として今後将来的にどのような成長・衰退があるのか?また成長・衰退すると思われる根拠を理解する
  • 同じ業界で他の競合他社と比較したとき、転職先の強みと弱みを知っておく

共通して気をつける点としては、業界分析と企業分析をやった結果をいかにアピールできるかといったところ。

とくにざっくりとした業界の動向や著名な競合他社にどういったところがあるか調べることはしても、何が得意なのかといったところは案外知らなかったりするものです。

例えば、WEB業界のライターでいえば、シナリオなのか?メルマガなのか?ランディングページなのか?雑誌なのか?電子書籍なのか?など。どういった分野のライティングに強い会社なのか。またなぜその分野に強いと言われているのかといった背景を知る必要があります。

なので、行きたい会社以外にも、競争相手となる会社も含めたリサーチが必要となります。

以下、回答例です。

Q.同業他社ではなく、どうして当社なのですか?

A.◯◯の分野を専門とされている会社であり、前職で培った知見を活かせると思ったからです。

私自身、他の競合他社として◯◯や◯◯も検討したのですが、◯◯とかの場合は◯◯の職種的な経験は活かせるものの、説明調や会話調の文章より業務チックな文章を取り扱う機会が多く、今まで培った知見が活かしづらいのではと感じました。

その点御社でいえば、チャットボットやLINEのようなSNSアカウントを使った文章を取り扱う機会も多いので、前職の◯◯分野で携わった◯◯での経験や内容を実務でも発揮しやすいと思い、この度御社を志望させて頂いたんですね。

「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」に対するNG回答

「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」に対するNG回答

条件面を見た上での回答や他社でも通用しやすい理由は避けるようにしましょう。

理由として「自社でなければならない理由」を聞いてくるということは「他の企業では実現できない理由」を聞いているのと同義だからです。

とくに「収入」や「福利厚生」のような条件面の場合、他の企業と差別化する材料としては弱く、売上を継続的に安定させるのは難しいので「じゃあ、収入や福利厚生がなくなったら、ウチから辞めるのか?」とツッコミの隙を与えかねません。

なので、条件面を理由にした回答は避けるよう注意しましょう。

おわりに

今回のまとめ

今回は「同業他社ではなく、どうして当社なのですか?」に対する正しい答え方について解説しました。

どう答えれば良いか答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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