小-中規模な会社で面接していると、たまに聞かれる「知名度高くないのに、なぜ当社を志望したのか?」という質問。
とくに零細企業・中小企業・ベンチャー企業など。創業から日が浅いからこそ聞かれやすい質問に、求職者はどう答えるべきなのでしょうか。
今回は「当社の知名度は決して高くないと思いますが、なぜ当社を志望したのですか?」に対する正しい答え方について解説します。
答え方に悩んでしまうという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
「当社の知名度は決して高くないと思いますが、なぜ当社を志望したのですか?」と尋ねる理由
求職者の入社意欲や志望度の高さを測るために質問されます。
具体的には「知名度ない企業だし余裕で受かるのでは?」「どうせ第一志望じゃないんだから内定出しても無駄でしょ?」と煽ることで、冷やかしによる応募を足切りします。
なので質問された際は、同業他社と比較して応募企業の優れている部分を回答しましょう。
ちなみに企業が差別化しているポイントを見つける方法については、下記の記事で紹介しているので、気になった方は合わせてチェックしてみてください。
「当社の知名度は決して高くないと思いますが、なぜ当社を志望したのですか?」に対する正しい答え方
ここで気を付けるべきポイントとしては大きく2つ。
- 業界の知見があるかどうか?
- 競合と比較したとき、関わりたいテーマに対する具体性があるかどうか?
企業は、常日頃から競合を見てサービスの方向性を軌道修正したり、改善の優先度を決定します。
なので、本当に興味があるならば「競合ではなく、なぜその企業を選ぶのか?」といった根拠をまとめて伝えられるようにしなければなりません。
答え方の例としては、以下の通り。
Q.当社の知名度は決して高くないと思いますが、なぜ当社を志望したのですか?
A.◯◯業界の「メルマガ」を使ったライティング業務に携わりたかったからです。
というのも最近SNSやネットを使った短文でのやり取りが増えて日本人の読解力が著しく低下しているじゃないですか。
そこで、最小限の言葉で相手に物事を伝えられる力の需要が増えているんですね。
ただWEBメディアやオウンドメディアのライティングだと、検索のアルゴリズムに合わせて、1-2万文字の長文記事ばかり書かないとページ自体を見つけてもらえないですし…
かといって、SNS投稿の代行とかになると、広告の運用やクリエイティブの作成といった付帯業務の方ばかり携わることが多くて…
◯◯社ならば、自社でメルマガ配信用のソフトも完備していますし、広告運用やデザインに関しては別に担当チームもあるとのことでしたので、メルマガのライティングに専念させて頂けると思い、この度応募させて頂いたんですね。
企業の知名度に頼らず、志望理由をまとめたいときの対処法
「とりあえず、関連業界の大手に行きたい!」と企業選びをしている方も少なくないでしょう。
ただそうなると「企業はどう選べば良いのか?」と分からず混乱してしまう場面もあるかもしれません。
その場合は、自分のやれること・やりたいことで仕事を選んでみましょう。
自分のやれること・やりたいことが分からないという方は、下記の記事で自己分析のやり方を紹介しています。気になった方はぜひチェックしてみてください。
おわりに
今回は「当社の知名度は決して高くないと思いますが、なぜ当社を志望したのですか?」に対する正しい答え方について紹介しました。
答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。