転職で面接を進めていると、答え方に悩んでしまう質問を投げかけられることも多いはず。
中でも困る質問の一つとして「個人で進める仕事とチームで進める仕事、どちらのほうが得意ですか?」といった仕事の進め方を問うようなものもあります。
ただ回答が偏りすぎて、求められる課題に対しての対応に柔軟性や協調性が見られないと、不安を持たれてしまうのではないかと悩んでしまう方も多いはず。
そこで、今回は「個人で進める仕事とチームで進める仕事、どちらのほうが得意ですか?」に対する正しい答え方について解説します。
もし答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
仕事の進め方を尋ねられる理由
求職者が今後どういったキャリアを歩んでいきたいのかを把握するために聞かれます。
具体的には、プレイヤーとして特定の職能を磨いていくのか。それとも組織を率いる長としてマネージャーへと成長していきたいのか。
会社が社員の成長を促す際に、どういったロードマップを示すべきか?それを判断するのに使われます。
これによって、会社が目指す先と従業員が目指すキャリアのビジョンが合致するかどうかを確認します。
「個人で進める仕事とチームで進める仕事、どちらのほうが得意ですか?」に対する正しい答え方
気を付けるべきポイントとしては「回答を曖昧にしない」ということ。
というのも、何をしていきたいのかが不明瞭であれば、会社としても示すべき指針が分からない他、個人としても成長してくれないので、売上を会社へもたらしてくれる人材とは考えづらいからです。
会社は営利企業なので、利をもたらしてくれないのであれば、人材として雇用し続けるのはリスクとなってしまいます。
なので契約状況によっては、最悪クビになってしまうことも…。
こうした事態に発展しないためにも、面接で質問された際は、きちんと回答をまとめるようにしましょう。
では個人で進める仕事が得意な場合とチームで進める仕事が得意な場合、それぞれ具体的にどのように答えれば良いのでしょうか?
個人で進める仕事が得意と回答する場合
個人で進める仕事が得意な場合の回答は、以下の通り。
Q.個人で進める仕事とチームで進める仕事、どちらのほうが得意ですか?
A.個人で進める仕事の方が得意です。
実際、前職の◯◯プロジェクトでは、デザインから実装に至るまで一人で担当し、限られた短い期間で前年比の300%と高い成果を出すことができました。
この経験を通じて、自分のペースで集中して取り組むことが短期的に成果を出すことに繋がると確信しました。
もちろん、個人で進める場合でも定期的に進捗報告を行い、フィードバックを積極的に受け入れるよう心がけていますが、業務の進め方については、自主的かつ効率的な作業スタイルの方が御社でも売上貢献に役立てられると考えています。
チームで進める仕事が得意と回答する場合
チームで進める仕事が得意な場合の回答は、以下の通り。
Q.個人で進める仕事とチームで進める仕事、どちらのほうが得意ですか?
A.チームで進める仕事の方が得意です。
実際、前職の◯◯プロジェクトではプロジェクトリーダーとして、10名のチームを率いて、限られた短い期間で前年比の800%と歴代記録を大きく上回る高い成果を出すことができました。
この経験を通じて、人に頼ること・自分で全てを抱えずにメンバーを信じ切ることの大切さを学びました。
御社で活躍する際は、当時の経験を活かして、メンバーの力を十分に活かせる環境づくりから採用計画まで、過去の経験以上の成果を残していきたいと考えています。
あなたの仕事のタイプはスペシャリスト or ゼネラリスト?キャリアに悩んだら専門家に相談しよう!
ここまでで、個人で進める仕事が得意な場合とチームで進める仕事が得意な場合の答え方についてまとめてみました。
でもそれ以前に、自分の適性がスペシャリスト・ゼネラリストどっちにあるのか分からないという方も多いはず…。
そんな時は、自分の仕事のタイプについてどちらに適性があるのかを専門家に相談して診断してもらいましょう。
リクルートエージェントでは、転職の自己分析に役立つ適職診断セミナーとかも定期的に開催中です。
もし自分のキャリアの進み方を決めきれないという方は、ぜひ参加してみてください。
おわりに
今回は「個人で進める仕事とチームで進める仕事、どちらのほうが得意ですか?」に対する正しい答え方について解説しました。
もし答え方に悩んでいるという方は、今回の記事を参考に質問の答え方を考えてみてください。