転職で面接を進めていると、答え方に悩んでしまう質問を投げかけられることも多いはず。
中でも「当社の商品・サービスはどこを改善したらいいと思いますか?」といった自社商品に対する意見を求められることも…。
ただストレートに問題点や改善案を述べるべきなのか。どこまで正直に伝えるべきか悩んでしまう方も少なくありません。
そこで、今回は「当社の商品・サービスはどこを改善したらいいと思いますか?」に対する正しい答え方について解説します。
もし答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
「当社の商品・サービスはどこを改善したらいいと思いますか?」と尋ねる理由
企業への志望意欲を図るために聞かれます。
具体的には、公式HPで押し出しているアピールポイントはもちろん、業界内での企業やサービスの立ち位置など。
現在直面している課題と、それに対してどう向き合う必要があるのか。詳しく志望企業の現状を理解していることが求められます。
「当社の商品・サービスはどこを改善したらいいと思いますか?」に対する正しい答え方
ここで気を付けるべきポイントとしては「下準備をきちんとした上で、自分の考えを述べられるかどうか」といったところ。
やはりサービスの改善案を出す以上は「これ!」といった確実な正解はありません。
なので、間違っているかもしれない意見でも、自信を持って自分の考えをきちんと相手に伝えられるのか。
振る舞いを意識しながら、回答することが求められます。
回答例は、以下の通り。
Q.当社の商品・サービスはどこを改善したらいいと思いますか?
A.御社の商品・サービスで改善できるのは「専門性の魅せ方」だと考えています。というのも、大変失礼なことを承知で申し上げると、現状同じ業界で活躍している◯◯や◯◯に比べて、サービスの利用者となる具体的なターゲットのイメージがトップページからだけだと判断しづらいからです。
御社は◯◯や◯◯に比べて、◯◯という領域でずば抜けた専門性を持っているものの、その強みとなる部分がページからは感じられないのが商品やサービスとしての魅力を殺してしまっているかなと感じました。
そこで、私自身のデザイナーやアートディレクターとしての過去の経験を活かして、現状抑えられてしまっている御社のサービスの魅力を最大限プロデュースしていければと考えています。
改善案を出すなら企業研究を徹底しよう!
とはいえ、サービスの改善案を出そうにも、そもそも企業が置かれている現状が分からなければ答えようがありません。
そこで対策する場合は、企業研究もきちんと行うようにしましょう。
具体的には、企業のHPを隅々まで読み込むのはもちろん、今どういった課題に企業が直面しているのかといったことをまとめたIRレポートや決算後の企業状況がまとまった有価証券報告書など。
企業が出している書類は、細かくチェックするようクセづけてみてください。
おわりに
今回は「当社の商品・サービスはどこを改善したらいいと思いますか?」に対する正しい答え方について解説しました。
もし答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。