転職で面接を進めていると、答え方に悩んでしまう質問を投げかけられることも多いはず。
中でもマネジメント経験がある方とかだと「部下とどのように接していますか?」といった他人との付き合い方を問いただされるケースも…。
ただ求められているリーダーシップやサポートの姿勢が、どういう風に面接官に映っているのか。
客観的に人にどう見られているのか判断できず、答え方に窮してしまう方も…。
そこで、今回は「部下とどのように接していますか?」に対する正しい答え方について解説します。
もし答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
「部下とどのように接していますか?」と尋ねる理由
良好な人間関係を構築・維持できる人材かどうかを確認するために聞かれます。
具体的には、横柄な態度を取る人間でないか。特定の個人だけを排他的に取り扱うタイプの人ではないかどうかなど。
人の上に立って仕事をする立場として、周りと溝を作らない人間かどうかを精査されるために質問されます。
「部下とどのように接していますか?」に対する正しい答え方
ここで気を付けるべきポイントとしては「思いやりを感じられる回答」ができるかどうかというところ。
というのも、やはり自分以外の人間を引っ張っていく立場ともなると、相手の立場に立った考え方や共感力が欠かせないからです。
例えば今、部下が何に詰まっていて、何をしようとしているのか?どうやったら、自ら問題解決に動こうとするのか?など。
部下がどういう課題を持っているのかだけでなく、どんなサポートを必要としているのかをいち早く察知できなければなりません。
そこで面接では、部下の気持ちや状況を理解し、寄り添った姿勢での回答をする必要があります。
答え方としては、以下の通り。
Q.部下とどのように接していますか?
A.コミュニケーションが過干渉になりすぎないよう適度な距離感で付き合うことを心がけています。というのも近年ではコミュニケーションが重視される世の中ということもあり、上司と部下の関係でも積極的なコミュニケーションが求められるケースが多くなっています。
ただ自分自身、メンバーとして仕事していた際、上長の必要以上のコミュニケーションによって予定通り業務が進まなくなることもあったり、過度なコミュニケーションからプレッシャーを感じてしまうことが多く、それもあって一時期、軽度な鬱に悩まされる場面もあったからです。
こうした経験から、部下の状況や性格も配慮した、過干渉になりすぎないコミュニケーションを心がけて接するようにしています。御社でリーダーとして活躍する際も、同じように個人の状況に合わせて、コミュニケーションを個々に図っていければと考えています。
リーダーシップをアピールしたいなら定量面で成果を証明しよう!
とはいえ、リーダーシップをアピールするのには「指導して成果が出た」といった曖昧な表現だけだと信憑性がありません。
そこで、より自分の指導力をアピールしたいなら、数字で裏付けられた具体的な成果をまとめることも検討してみましょう。
ちなみに数値を使った実績のまとめ方については、下記の記事で紹介しているので、気になった方はぜひ合わせてチェックしてみてください。
おわりに
今回は「部下とどのように接していますか?」に対する正しい答え方について解説しました。
もし答え方に悩んでしまったという方は、ぜひ参考にしてみてください。