手書きで履歴書を書く時は、なるべく記入項目は減らしたいと思う方もいるでしょう。
ただ正直どこまで削って良いか悩む方も多いはず。中でも学歴はどこから書くべきか。書き慣れていないと分からないこともあるでしょう。
そこで、今回は「書類選考を通過させたいなら知っておきたい学歴の記入ルール」について解説します。
正直「履歴書を書き慣れていないからルールとか分からない!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職の履歴書で学歴ってどこから書くべき?
学歴は、高校の「卒業」時から書くようにしましょう。
理由として、高校を卒業したタイミングが社会人へと移るタイミングだからです。
実際、高校を卒業したら、働きに出る者・学生として専門学校や大学を楽しむ方など二分されていくので、もし学歴をどこから書けば良いか分からないと悩んだ際は、社会人になる方が出るタイミングから経歴を並べるという感じで覚えましょう。
転職の履歴書で学歴を書く際のポイント
転職の履歴書を転職エージェントとかに添削してもらうと、修正を指摘される部分もあると思います。
そこで今回は、指摘されがちなポイントのうち、代表的なものを2つご紹介します。
1.入学・卒業は一行ずつ経歴を書く
結構な頻度で指摘されるものとしては、学歴のステータスがあります。
具体的には、以下の通り。
このように通学していた高校や大学名を記載する際は、ただ高校や大学名を並べるだけでなく「その場所から、いつどうなったのか?」といったことも書くようにしましょう。
基本は「入学」と「卒業」時を一行ずつ記載すればOKです!
2.所属は学部・学科までを書く
高校なら「普通科」や「芸術科」大学なら「◯◯学部◯◯学科」といったように、自分が所属していた場所について記載しましょう。
専攻については記載は必須ではありません。
なので、もし面接のネタにしたい場合は、あえて書かず質問で掘り下げられた時にだけ反応を返すって感じにしてみましょう。
休学や編入などした場合の書き方
もし在学中「休学」や「編入」などした場合でも同じ学歴欄に記載しましょう。
理由としては、企業によって「高卒以上」「大卒以上」といった入社条件が設定されているからです。
とくに経歴を盛ったりすると、万一調査が入った際は、最悪解雇になる恐れもあります。
なので経歴については、詳細に書くようにしましょう。
ただ「中退」「休学」「編入」「留学」といった経験については、必ず面接で聞かれる内容でもあります。
なので、もし「面接時にいきなり聞かれたら答え方に悩んでしまいそう…」と不安な場合は、履歴書下部にある「特記事項」欄に理由についても合わせて記載しておきましょう。
理由については、PREP法という方式で短文でまとめるのがオススメです。実際の使い方に関しては、過去の記事で紹介しているので、気になった方は合わせてチェックしてみてください。
おわりに
今回は「書類選考を通過させたいなら知っておきたい学歴の記入ルール」について解説しました。
もし学歴をどこから書くべきか迷っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。