今の仕事を辞め、新しい職を探すにあたり、やりたいことが見つからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、まず自分の強みを活かせる仕事から探すのも一つの手です。
ただ「自分の強みを活かす」と言っても、何から始めれば良いのか分からないという方も多いはず。
そこで、今回は「デザインの経験」に焦点を当て、自分の強みを武器にできる仕事について解説します。
デザインの経験を活かしたキャリアに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
デザインの経験っていうのはどういうもの?
ファッション・広告・出版物・建築・工業製品など、あらゆるジャンルで、機能性・実用性・独創性・美的要素など、さまざまな目的を果たすために、図案や模様を考案したり、造形したりすること。
具体的には、ブランドイメージの要となるパッケージの顔を作ったり、ターゲットが欲しい言葉をメッセージで代弁するなど。
人々の間で話題になるよう、売り方から逆算して、商品の世界観やイメージを固めて、消費者に覚えてもらいやすいデザインへ落とし込みます。
デザインの経験を活かせる仕事って?
では、そういったデザインの経験を活かした仕事にはどういったものがあるのでしょうか。
デザインの経験を活かせる仕事について、代表的なものを3つ紹介します。
1.広報
自社と社会の人々の関係性を作る仕事のこと。
具体的には、組織の宣伝をして自社の認知度を向上させるため、自治体・NPO・マスコミなど。各報道機関や媒体を駆使してサービスを広く知ってもらうための活動を行います。
これによって、人々にサービスを知ってもらい実際に手に取ってもらえる機会を増やします。
2.デザイン講師
デザイン技術を生徒に教える仕事のこと。
具体的には、対面で講義という形で基本技術を教えたり、ワークショップ形式で実体験をしてもらいながらスキルを向上させるなど。
実際の実務に使える技術を生徒一人ひとりに叩き込みます。
最近ではオンラインで講義動画をまとめて販売するUdemyやColosoを活用して、自身のデザイン技術を広く認知してもらえるよう活動する方も増えつつあります。
3.コンサルタント
個人や企業が抱える課題を解決するため戦略の立案や業務のオペレーションを構築・実行支援する仕事のこと。
具体的には、課題抽出のために数値の集計を行ったり、そこから実際に売上を上げるために業務の改善を行うなど。
0→1の構築はもちろん1→10、10→100のための事業成長を手助けします。
デザインの経験を武器に自分だけのキャリアを描こう!
デザインスキルとは、ただ見た目を美しく仕上げる能力ではありません。
人々の心を動かし、課題を解決し、新しい価値を創造する力です。
それは例えば…
- ユーザーの視点に立ち、使いやすさと美しさを両立したデザインを生み出すとき
- ブランドの個性やメッセージを視覚的に表現し、顧客の共感を得るとき
- 限られたリソースやタイトなスケジュールの中で、創造的な提案を行うとき
など。デザインの経験は、単なるスキルを超え、ビジネスや社会に貢献できる強力な武器となります。
なのでもし、自分のデザインに自信がある方は、経験を武器に新しいキャリアを切り開いてみてください。
ちなみにリクルートエージェントでは、 デザインの経験を活かした仕事が盛りだくさん。
今すぐ転職の予定がなかったとしても、転職はタイミングと運で合否を左右されるケースも少なくありません。
少しでも現状に不満があるなら、ぜひ担当者に一度相談してみましょう。
おわりに
今回は「デザインの経験を活かせる仕事」について解説しました。
もし自分のデザイン能力に自信があって、その力を仕事に活かしていきたいと考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。