転職で面接を進めていると、何の前触れもなく、プライベートな質問を投げかけられることも多いはず。
中でも困る質問の一つとして「お酒が好きかどうか?」といったアルコールの好みを問われる場面も少なくありません。
でも成人を過ぎているからといって、お酒を飲むことが好きな方ばかりではないので、普段飲み慣れていない人はこの答え方に窮してしまうことも…。
そこで、今回は「お酒は飲めますか?」に対する正しい答え方について解説します。
もしお酒が飲めなくて答え方に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
お酒が飲めるかを尋ねる理由
飲み会の場でのコミュニケーションを通じて、自社の雰囲気に馴染めるか、すなわち「社交性」の有無を確認するために聞かれます。
というのも、お酒が飲めるかどうかを聞くということは自社の人間にお酒が好きな人が多いことを意味しているからです。
なので、仮に飲めないとなると、好んで飲みの場に誘われることは少なくなるでしょう。
このように、飲みの場に呼んでも問題ない人員かどうか。それを確認するために質問されます。
「お酒は飲めますか?」に対する正しい答え方
とはいえ、お酒も飲み物である以上、好きな人もいれば苦手な方もいるので、無理に「飲めます!」と言う必要もありません。
なぜなら、お酒はあくまで社員同士のコミュニケーションをはかる「ツール」に過ぎないからです。
そこで、もしお酒が飲めないのであれば、お酒を使わない方法で「社交性」をアピールしましょう。
お酒が好きな場合と飲めない場合の答え方は、それぞれ以下の通り。
お酒が好きな場合の答え方
お酒が好きな場合は、以下の通り。
Q.お酒は飲めますか?
A.嗜む程度くらいなら飲めます。この会社の方も結構飲まれる方も多いんでしょうか?
ここで大事なのは、好きな気持ちを開放して「めっちゃ飲めます!!!」と正直に言い過ぎないところ。
というのも、あくまでこの質問は会社の雰囲気とマッチするかどうかの社交性を問う質問であり、それ以上の意味はないからです。
逆にペラペラとお酒のことを喋りすぎると、ただ「面倒くさい人」と認定されてしまい逆効果になりかねません。
なので、反感を買い過ぎないためにも、必要以上に語らず、会社の様子を気にするような質問で終わらせる程度に留めましょう。
お酒が飲めない場合の答え方
お酒が飲めない場合は、以下の通り。
Q.お酒は飲めますか?
A.正直アルコールは苦手です…ただ飲み会の雰囲気自体は好きだったりするので、一緒に職場の人と料理を食べに行ったりはします
ここで大事なのは「アルコールは苦手」というところで終わらせないところ。
それだけで終わらせようとすると、単純に「人付き合いが苦手な方なのかな…?」と思われてコミュニケーション能力を疑われかねません。
なので、もしアルコールが苦手ならば「お酒は苦手だけど雰囲気は好き」と他人との付き合い自体は肯定する言い方で締めるようにしましょう。
お酒を飲めなくても今後は飲めるようにするべきなのか?
結論、別に飲めなくても問題はありません。
というのもアルコールは健康への影響もあり、過剰な摂取は寿命を縮める要因にもなるからです。
いくら福利厚生に優れている会社といえど、誰もアナタを守ってくれません。
もしアナタ自身が怪我や事故に遭遇しても、他人は心配や声がけなどは一切しません。所詮は他人事です。
なので、現状飲めないなら無理にお酒を飲もうとせず、乗れない誘いは毅然として断るようにしてください。
おわりに
今回は「お酒は飲めますか?」に対する正しい答え方について解説しました。
もし答え方で悩んでいるという方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。