転職で履歴書を書こうにも、普段書く習慣がないとなかなか書き方に悩んでしまうもの。
そこで、今回は「転職で使う履歴書の住所の正しい書き方」について解説します。
もし履歴書の書き方が分からなくて困っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
履歴書の住所の正しい書き方について解説
まずは完成イメージがこちら。
履歴書の住所の書き方には、いくつか守るべきルールがあります。
大きく分けると4つです。
- 履歴書の郵便番号は算用数字で記入する
- 履歴書の住所は都道府県名から部屋番号まで記入する
- 履歴書の住所のふりがなは漢字の部分に対して振る
- 履歴書の住所が同一なら「同上」と記入する
上記のルールを守って、二つあるうちの上の段に住所を記入していきましょう。
1.履歴書の郵便番号は算用数字で記入する
郵便番号は「〒」の右横に算用数字を入れていきます。
OK例とNG例は以下の通り。
- OK例:300-1010
- NG例:三◯◯-一◯一◯
注意点としては、漢数字で書かないということ。封筒の外に縦書きで書く分には、漢数字を用いることはありますが、履歴書のフォーマットは横書きです。
なので、変換せずに算用数字で記載しましょう。
2.履歴書の住所は都道府県名から部屋番号まで記入する
住所は必ず都道府県名から部屋番号まで記載しましょう。
OK例とNG例は以下の通り。
- OK例:◯◯県◯◯市◯◯◯000-1 ◯◯ヒルズ◯F
- NG例:◯◯県◯◯市◯◯◯000-1
個人情報を明かしたくないという理由で、都道府県のみだったり、番地記入までは書かないっていうパターンも多く見受けられます。
ただ入社後の連絡で記入した住所宛に書類が届くこともあるので、送り間違いで書類が届かなかったなんてことにならないよう、住所は正確に記入しておきましょう。
3.履歴書の住所のふりがなは漢字の部分に対して振る
住所のふりがなは漢字の部分に対して振りましょう。
OK例とNG例は以下の通り。
- OK例:◯◯けん◯◯し◯◯◯ ひるず◯
- NG例:◯◯けん◯◯し◯◯◯ぜろぜろぜろのいち
理由としては、内容がくどくなってしまうからです。
番地やマンション名で区切る際は、スペースを入れて記載してみましょう。
4.履歴書の住所が同一なら「同上」と記入する
「現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入」という欄の住所表記に関しては、特に引っ越しをしない場合や連絡先を分ける必要がない場合は「同上」と記載しましょう。
※ちなみに「同上」というのは、読んで字の如く「上と同じ」で大丈夫ですと言いたい時に使います。
これで住所欄の入力は完了です。
転職活動中に住所を引っ越す場合の対処法
転職活動中に家庭の事情で引っ越しをしなければならないという場面もあるでしょう。
その場合、引っ越し先の住所が判明しているかどうかで対応が変化します。
1.引っ越し後の住所が判明している場合
もし引っ越し後の住所が判明していて、面談予定とかの見通しが立っていない場合は「現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入」欄に「引っ越し後の住所」を記載しておきましょう。
記載が完了したら、枠下に「◯月◯日入居予定」と記載して引っ越しするということが読み手に分かるよう工夫してください。
また記載内容だけで不安な場合は、必ず連絡が返ってきたところには、◯月◯日に住所が変わるということも伝えるようにして齟齬がないようにしましょう。
2.引っ越し後の住所が判明していない場合
引っ越し後の住所が判明していない場合は、現状決まっている引っ越し予定を面談先や転職エージェントに必ず文章で伝えるようにしましょう。
伝え方としては、担当者宛にメールで送るようにしてみてください。以下、例文です。
◯◯株式会社 ◯◯部担当◯◯様
お世話になっております。◯◯です。
一点ご連絡です。この度私事ではありますが、住居を変更することになりました。
今後、新居から続きの選考に参加させて頂ければと思います。
ただ今月中には新居への入居を予定していますが、現時点でまだ入居先が決まっておりません。
なので、もし今月中に書類等の送付が必要な場合は、一度メールにて送付予定日や送付場所について都度相談させて頂ければと思います。
急な連絡で大変申し訳ございません。
以上、何卒よろしくお願いいたします。
◯◯
おわりに
今回は「転職で使う履歴書の住所の正しい書き方」について解説しました。
もし住所の書き方が分からないという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。